ブログで3つのやりたいことをご紹介したのですが、どれもこれもお話できるほどまだ実現には進んでなくて・・・(笑)
なので詳しいことが描けなかったのですが、一つだけ動き始めていることがあるので、ご報告いたします!!
「公教育を何とかしたいプロジェクト」
Grassroots Educationに参加しています。
私は日本の公教育のいいところも、悪いところもわかったうえで、娘には公立小学校を選びました。
(まぁ、経済的にも私立は選択肢にはなかったのですが・・・(笑))
ちなみに、私は小学校大好きでしたし、たくさんのいい先生に育てられたと思います。
娘の先生もとても子どものことを考えてくださるいい先生ばかりでした。
私の小学校の教育観
私の小学校の教育観はこの2つです。
1、海外の教育をユートピアのようには思っていない。
オランダや、フィンランドの教育がよく「いい教育」として紹介されることがありますが、子どもの取り巻く環境が大きく違うので、そのまま日本に持ってきてもうまくはいきません。
それぞれの教育にメリットもデメリットもあると思っています。
でも、選択肢として知ること、固定概念を崩すことはとても大切だと思います。
2、学校教育が子どもの教育の第一の場所ではない。
教育を勉強すると、教育者は「教育の第一の場所は家庭」と習います。
子どもを育ててると、「教育は学校にお任せしています」という、矛盾があります。
うちは私が教育を勉強しているので、うちが第一の場所だと思っていますし、学校教育に求めているのは2つ。
1、基本的な学習知識
基本的な学習知識に関しては、日本の一斉教育はかなりレベルが高いと思います。
もちろん、そこについていけない子、わかりきっていてあふれてしまう子がいるのが現状で、中間の子以外はしんどい思いをしています。
なのでもっとICT教育が普及させたらいいのに・・・とは思うものの、これだけオーガナイズされた知識教授システムはすごいです。
(ちなみに私はついていけない子でしたが、今では楽しく生きているので、ついていけなくても大丈夫(笑))
2、協調性、社会性など、集団でしか身につかないもの
集団でしか身につかないものは幼少期の内に絶対身に付けてほしい!
その経験がその子の「人間性」を作るので、後々の人格そのものです。
家族だとたいていの気持ちを理解してあげられたり、好みや嫌がることを把握しやすく、もちろん子どもにとっては過ごしやすい環境にあることが多いです。
でも、小学校ではお互い真っ向勝負が多く、傷つけられたり、理不尽なことで怒られたりもする。
子どもにとってはしんどいかもしれないけど、そういう辛い経験をすることが大事だと思います。
(お家では頑張った分心のメンテを)
そんな私の小学校に対する課題観
1、選択肢が少なすぎる
公立か、私立。最近はフリースクールも増えてきましたが、ほとんどが有料。
仕事を辞めてハローワークで求人を見ていましたが、ほとんどが基本給20万ほど。
そこから税金ひかれたら手取りなんて15~20万弱。
そんなんで家賃、食費なんて人が最低限生きていくお金を引いて、どうやって私立やフリースクールを選べるのでしょうか…。
ということは、ほとんどの家庭は公立一択というのが現実。
別に、今の学校が悪いと否定するつもりはありません。
言われたことをきちんとこなすのが好きな子や、安心する子もいるし。
その方が多い気もする。
ただ、そうじゃない子も大切にできる世の中にはなってほしい!
2、公立は「普通の子」を育てる
知識教授型のシステムはすごいのですが、そこにはデメリットも多くあると思います。
代表的なデメリットが二つ。
・先生に負担が多く、臨機応変な対応がとりにくい
・ついていけない子、理解の早い子が出てきてしまう
ついていけない子は自尊心を傷つけられやすいので、お家で「あなたには他にいいところがあるから、そのままで大丈夫!」という気持ちで受け入れてあげてくださいね!
私がこんなにポジティブに、今勉強が大好きになれたのも、そんな母がいてくれたからです。
逆に、理解の早い子は授業がつまらない、態度が悪くなったり、先生の話を聞かなくなって成績が悪くなる・・・。(なんだそりゃ(笑)って思う私)
成績に「意欲・関心」があるけど、客観的に「この単元に意欲・関心があったか、なかったか」は数字や〇で表せれるけど、青色が好きな子がいれば、赤色が好きな子もいて、それがいいか悪いかは他人が決めることじゃない!
先日、インスタグラムで「勉強する意味がわからない?勉強は忍耐力を育てるためだよ。社会に出てやりたくない仕事についている人が9割!だから今のうちにやりたくないことも我慢してできるようにしとくんだよ。」なっていってる人がいました。
私、爆笑!!!
このご時世にまだそんな人っているんですね(笑)
ちょっと話がそれましたが、公教育はどんな子を育てたいんでしょうか・・・??
GrassrootsEducationの参加した私の気持ち
探究学習を勉強している過程で、いろんな教育についての本を読んできました。
最近の教育評論家や研究者が声をそろえて言うのが「子どもの主体性」。
政府がどういう教育しなさいと言う内容にも「子どもの主体性」。
じゃあ、なんで学校教育変わらんの!?
そんな時に出会ったのが、この「公教育を何とかしたいプロジェクト」Grassroots Education。
活動内容はまた長くなるので、別ブログで書きたいと思います♪
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