幼児期の英語教育これはしないで

英語教育

こんにちは!Ms.Yamadaです!

子どもから保護者まで、幅広い年齢層の英会話や英検などのレッスン、インターで日本語をおしえてきました。現在はEnglish Preschoolで探求学習のマネージャーをしています。
幼児教育の20年の経験持ち、一人娘をバイリンガルに育てている幼児教育のプロが、思考力も育てるバイリンガル教育アドバイザーとして、子育てや英語教育にご参考にしていただける知識をご紹介するブログ

 

 

私たち保護者世代のほとんどが中学校、そして高校と6年は英語を学んできたはずなのに英語が話せる人が少ないのが現実。

そのせいか、子どもには英語が話せるようなってほしいと強く願う保護者の方も多くありません。

そして中には、保護者の方の焦りの方が強く、1週間ほどで成果を求める方もいらっしゃいました・・・(汗)

 

☑ 子どもに英語が話せるようになってほしい!

 

そんな風に願っていらっしゃる保護者の方にご参考にしていただきたいブログです。

 

幼児期の英語教育これはしないで!

 

その1.すぐ成果を求める

 

以前のインターナショナルスクールで、入学して1週間で「うちの子英語どうですか?」と聞かれたことがあります(笑)

どうもこうも、まずはスクール生活に慣れてきたという感じでしょうか・・・。

 

そういう保護者の方は英語をどのくらい学ばれて、どのくらい話せるのでしょうか。

 

まず、子どもにその過度なプレッシャーを与えるのをやめることから始めて下さい。

 

インターナショナルスクール、English Preschoolなど、増えてきたものの、学費の高いのも事実。
その費用対効果を求めすぎて焦って成長を求めるくらいなら、経済的にも負担の少ない、週に1、2回の英会話教室の方がいいです。

子どもへのプレッシャーはいいところは一つもありません。

子どもの英会話のゴールはずー---っと先でいい。

その2.常に違いを正す

 

これも、子どもへのプレッシャーにしかなりません。

特にワークブックなどを頑張った後に、間違いばかりを正されたら心が折れてしまいますよね。

もし、ワークブックで間違えてばっかりであればそれはワークがその子に合っていないということ。
一度ワークブックを見直す必要があります。

もし、間違えて単語を覚えてしまっているなど、早めに治すのであれば、やさしく、タイミングを見計らって教えてあげてください。

 

その3.周りの子と比べる

 

子ども、特に幼児期の子どもの成長は本当に個人差がすごいです。
そしてその差が見えやすい。

例えばお話が上手、文字が読める、文字が書けるなど。
でも冷静になってよく考えてみてください。
大人になっても日本語の読み書きができない人なんて、何等かの理由がない限り、ありません。

いくら幼児期に英語を修得していても、継続していなければ忘れてしまうものなので、幼児期の英語の習得度ほど、比べて無駄な物はありません。

第二言語としての英語なんて、小学生で話せるようになっていて本当のメリットがあるのは少数。
英語が話せることでメリットがあるのは自分でしたいことが見つかる時期、早くて中学生、遅くて社会人。

しかも、その差で親が焦ったり、イライラしたり、子どもにプレッシャーを与える方が逆効果です。

その4.英語ができる=「頭がいい」は間違い

 

日本人はどうも「英語が話せる」だけで無条件に「頭がいい」とさえ思う人も少なくないようです。

たとえば日本語で

「うちの母ちゃんでべそなんだぁ!」「まじやべー(笑)」

なんて話をしていて、頭いいなぁ!!なんて思いますか?

それと同じです。

そんな内容を英語で話せても、全然うらやましくないですよね??

「子どもに英語が話せるようになってほしい。」と思っていらっしゃる方の理想は英語でビジネスでミーティングしている姿や、自分の意思をしっかりと話している姿だと思います。

もしそうなのであれば、「英語」だけにとらわれるのではなく、「思考力」もしっかりと育ててあげてくださいね。

 

その5.いちいち日本語の意味を求める

 

これも子どもにとってはただのプレッシャーですよね。

日本語ではしっかりと説明できなくても、意味が分かることもあります。
英語ができるからといって、「通訳する」のはまた別のトレーニングが必要です。

それに、いちいち日本語の意味を聞かれていたら嫌になりますよね・・・。

英語の意味を日本語にするのは後々で十分です。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

ほとんどの内容が「プレッシャーをかけないこと」だったと思います。

幼児期の英語教育をスタートされた方で、早く子どもに英語が話せるようになってほしい!!!と思う気持ちもわかりますが、その気持ちは子どもにとってはプレッシャーでしかありません。

英語教育は短距離走ではなく、長距離走。
ゆっくり気長に、細く、でも長く。
親は鬼教官ではなく、伴走者になって応援してあげてくださいね♪

おしらせ

 

先日、初めてセッションをさせていただきました。
今までの勤め先の子ども英会話教室、インターナショナルスクール、English Preschool等では保護者の方々とお話をする機会はたくさんありましたが、個人的にお話をするのは初めてだったのでちょっとドキドキでしたが、楽しかったです。

核家族化が進んだうえに共働き家族も増え、毎日自分のことだけでも精いっぱいなのに、デジタルの発展もあり、芝が青く見える情報がたくさん・・・。

SNSの情報なんかに惑わされないでください!

幸せの形は100人いたら100通り。

・うちの子の英語教育どうしたらいい?
・思考力を育てるにはどうしたらいい?
・いつから英語教育をはじめたらいい?
・うちの子英語に興味がない!どうしたらいい?

など、英語だけでなく、子育て全般で悩まれていらっしゃる方の応援をしたいと思っています。
私とお話することで見えることもあるかもしれません。

ご興味がありましたらお問合せ欄よりメッセージをいただきましたらお返事させていただきます。

 

Ms.Yamadaプロフィール

Ms.Yamadaプロフィール

大手英会話スクールにて、英会話講師としてキャリアをスタート。インターナショナルスクールでは、Assistant Teacher、日本語講師として経験を積みながら、保育士、幼稚園教諭、小学校教諭の免許を取得。

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