こんにちは!Ms.Yamadaです!
幼児教育の20年の経験を持ち、一人娘をバイリンガルに育てている幼児教育のプロが、思考力も育てるバイリンガル教育アドバイザーとして、子育てや英語教育にご参考にしていただける知識をご紹介するブログ
課題設定ってなにするの?
課題設定はこれから何にについて学ぶか、学習活動のテーマを決めることです。
子どもたちはもともと探究心の塊なので、子どもたちの頭の中では常に課題設定はされているのでしょうが・・・。
頭の中にある物は一人での探究でしかありません。
協働で探究するにはその課題は言葉で共有し、課題設定しないと共有できません。
個人か、協働かどちらがいいか。
それはどちらも大切だと思っています。
個人でだと、自分の思うように課題設定し、好きなように好きなだけ探究活動に取り組むことができます。
協働でだと、一人でできないこと、考えや方法の多様性を知ることができます。
学習活動の内容によっても、一人でやった方がいいこと、協働でやった方がいいこともあります。
課題設定で大切にしていること
クラスとして、一つの課題を設定するためには「対話」と「観察」です。
一人ひとりの子どもが今何に興味を持っているのか、何を不思議に思っているのか。
その課題はクラスの他の子はどう思うのか。
幼児期から小学校低学年の子どもの成長過程は本当に様々で、特に幼児期の子どもの言葉の成長は差が大きいです。
もちろん、その差は成長過程でほとんど気にはならなくなるので心配しなくても大丈夫なのですが。
そんな差のある言葉で対話をする際には私がとくに気を付けること2つをご紹介します。
1、普段から本音を話しやすい雰囲気や関係づくり
2、誰かが話してるときには最後まで聞く
(まぁ、これが難しい(笑))
1、普段から本音を話しやすい雰囲気や関係づくり
これはに常に大切に考えています。
「対話しましょう!」といってできる子なんていないです。
普段から自分の意見を言ってもいい。
まちがえなんてなくて、自分の意見は大切にすること。
常に伝え続ける必要があると思っています。
特に子どもの時って、大人の都合で意見を言うと「子どもなんだから・・・」って流されてしまったり。
そんな経験が多ければ多いほど、自分の意見を大切にすることが難しくなります。
なので、私はできるだけ子どもを子どもとして扱うのではなく、一人の人間として対等に日々接することを大切にしています。
2、誰かが話してるときには最後まで聞く
大人でもこの「待つ」は本当に難しい!!
他者の意見を最後まで聞くことは、上にも書きましたが「自分の意見を大切にする」ことにもつながります。
子どもはもともと探究心の塊なので、「不思議」があふれかえっています。
言葉で自分の考えや意見を言える子はいいけど、中には言葉で表現するのが苦手な子も。
それを引き出せるのが観察、そして代弁。
子どもは興味がいろんなところに行くのも事実。
だから数時間前の記憶もすぐに忘れてしまうことも。
「こないだこんなことしてなかった?」なんて聞いてあげるだけで思い出すことも。
その時に話しかけることもいいけど、少し時間が経ってから話しかけてあげると、その時何を思ってたか、そこから自分がどう思っていたかを深く考えることもできます。
「常に話しかける」が正しいとは限りません。
そっとしておいてあげることも大切。
課題設定の過程で得られる能力
子どもは常に探究してますが、個々に探究するのではなく、クラスメイトと探究することで社会性や譲り合い、他者との意見の違いを知ることや、協働性、コミュニケーション能力など、いろんな能力を身に付けていきます。
課題を設定することでやり遂げたい気持ち、目標ができます。
そしてその課題を達成することで達成感を味わい、自分を肯定する気持ちも。
・社会性
・想像力
・問題発見能力
・協調性
・コミュニケーション能力
・自己・他者を認める気持ち
などなど
たくさんの能力が身につきます。
まとめ
1、課題を設定
2、情報を収集
3、整理・分析
4、まとめ・表現
この2、情報を収集のところについて書きたいと思います♪
コメント