子どもの英語教育 ー国産バイリンガルが一人娘を思考力もあるバイリンガルに育てる方法ー 英語は話せるけど、思考力はなくていいの??

幼児教育

こんにちは!Ms.Yamadaです!

英会話で子どもから保護者まで幅広い年齢層の英会話や英検などの英語、インターで日本語、探求学習など、幼児教育の20年経験。自身は国産バイリンガルで、一人娘をバイリンガルに育てている幼児教育の専門家が、英語だじゃなく、思考力も育てるバイリンガル子育てのアドバイザーとしてのご参考にしていただける知識をご紹介するブログ

子どもをバイリンガルに育てたい!

そう思う方は年々増えてきているように思います。

今の子どもが大人になるころには「英語が話せて当たり前」の時代です。

中学に入る少し前くらいから英語学習をスタートさせ、インターナショナルスクール出身でもなく、留学もなしでも私はバイリンガルになりました。

なので、焦ることもありませんが、バイリンガルに育てるには幼児期から英語に触れることは大きなメリットがたくさんあります。

だけど、子どもの「英語力」だけにとらわれてしまうと、とても危険です・・・。

 

☑ 子どもに英語が話せるようになってほしい!
☑ 思考力も育てたい!
そう思っていらっしゃる保護者の方にご参考にしていただけるブログです。

はじめに、バイリンガルとは?

 

二つの言語を流暢に話せる人のことを「バイリンガル」呼びます。

バイリンガルにもいろいろ種類があって、二つの言語だけでなく、両方の生活や文化も身についている状態がバイカルチャー。
英語の四技能がしっかりと身についている。
話せるけど、読み書きはあんまり得意ではない。
片言だけど意思疎通はできる、などなど。

バイリンガルには定義がないので、いろんなバイリンガルが存在します

そのことについて詳しくは別のブログを書きたいと思います。

 

どうしたら思考力のあるバイリンガルを育てることができる?

 

海外に住んでいる、親のどちらかが英語圏など、英語がかなり流暢に話せる人が近い存在でない限り、「バイカルチャー」のバイリンガルを育てるのはほぼ無理です。

でも、日本にいて、インターに行かせるでもなく、親が話せるでもなくとも、バイリンガルは育てることができます。

ただし、そこにはセミリンガルダブルリミテッドなどの危険性もあります。
つまり、どっちも中途半端という状態です。

「英語が話せる」が当たりまえになると、ただ「英語が話せる」ことに価値があまりなくなる時代、「思考力のあるバイリンガル」でなければ意味がありません。

では、思考力とはなにか。

思考力とは、「ものごとの関係性を見つけ、経験や知識をもとに自分で考え、行動すること」と考えています。

その思考力の中には、論理的思考、理数系思考、分析、判断、整理、理解、課題発見、言語化、抽象化、仮説を立てるなどのいろんな思考の行動が入ります。

この思考は「学習言語」がしっかりと確立していなければいけません。

英語が話せる人をみると、「生活言語」だけが確立しているのか、「学習言語」が確立できているのかわかりません。

日本に住んでいて、バイリンガルに育てたい場合、母語での「学習言語」を育て、その母語で考えたことをスムーズに英語で伝えることができるバイリンガルを目指されることをお勧めします。

 

ではその思考するための「言葉」、母語を育てるにはどうしたらいいか。

 

その1、母語を育てる

母語の育て方は主に2つです。

1、対話

もちろん、「親子の会話」これが一番です。

新生児の赤ちゃんはもちろん言葉が話せません。
そんな状況からたった数か月~1年で語彙がたくさん増えます。

これは一番近い存在である、保護者をモデリング(真似)をしているからです。
つまり、すでにこの時点で保護者がたくさん話しかけているかどうかで言葉の数に差が出てしまいます。

一日に子どもと目を合わせてどのくらいの時間会話をしますか?

仕事をしていたり、家事をしていると意外と、「しゃべってるつもり」になっていませんか?

ご飯を食べている間や、お風呂に入っている時など、5分でも10分でもいいので、ゆっくりとお話してあげてくださいね♪

2、絵本・本を読む

絵本・本には普段聞かない言葉もたくさん出てきます。

児童期以降の子どもの学習力は読書量に比例するという本もあります。
児童期以降は自分で読むようにしたらいいと思いますが、読書習慣がない子が児童期から読書習慣をつけることはかなり難しいです。
乳幼児期からの習慣をつけてあげることをお勧めします。

この読書習慣の大切さについてはたくさんお伝えしたいことがあるので、今度また別のブログを書きたいと思います。

その2、 質の高い経験をたくさんする

全ての経験はいつか別の経験とつながっていると思っています。

例えば、本を読んでいたら、「あ、これあの時の・・・。」と思いだしたり、何かテレビを見ていても「そういえばこんなことしたな。その時こう感じたなぁ。」「ぼくならあの時の経験を活かしてこうするなぁ。」と一つの出来事にたくさんの意見や感想、そしてそこからまた考え、問題を解決したり、仮説を立てることができます。

これを思考力と考えています。

そのため、動画の見過ぎで一方的な情報を与えられてしまうと、その経験と経験がつながることが少なくなってしまい、思考力が育ちません。

できるだけ自然の中で過ごしたり、美術館へ行く、お友達と遊ぶなど、多様な経験を用意してあげてくださいね♪

まとめ

いかがでしたでしょうか。

母語を育てる大切さはご理解いただけたでしょうか。

そして、その母語を育てるための2つ、対話と読書の大切さを感じてもらえたら嬉しいです。

その対話については、コーチングマインドでぜひしていただきたい!
コーチングについてはこちらのブログをご覧ください↓↓↓

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実際、私は今の職場でIBL(探求学習)をマネジメントしています。

子どもの「なんで?」「どうして?」の会話から、子どもの興味を引き出し、STEAM教育や情操教育など、様々な科目の垣根を越えて子どもの「不思議」に応えるレッスンです。

レッスンでは毎回子どもたちの本当発想力の豊かさに感動しています。

子どもって本当素敵。

Ms.Yamadaプロフィール

Ms.Yamadaプロフィール

大手英会話スクールにて、英会話講師としてキャリアをスタート。インターナショナルスクールでは、Assistant Teacher、日本語講師として経験を積みながら、保育士、幼稚園教諭、小学校教諭の免許を取得。

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