親が英語を話せないとだめ??
私(親)が英語を話せないので・・・。とご相談をいただくことが多いです。
子どもをバイリンガルに育てたいのに、親が英語が話せないとだめ??
とんでもない!!!!!
実際、私の親は全く英語が話せません。
でも私はバイリンガルです。
(このバイリンガルって、基準が甘くて(笑)全員が「バイリンガルはこのレベルです!」という基準がない。ちなみに、私は自分の伝えたいことを日本語から英語に変換する必要がない。でも、早口だったり、スラングが入ると難しい・・・。)
英語教育を始めたのは中学校入学する少し前。留学経験はありません。勉強が大嫌いなので、テストの点数もそんなに良くないです。いまだにTOEICのスコアは800ちょっと。英検は高校生の頃に受けた準2級どまり。
英語以外の教科はもーーーーーっと苦手で、テストが本当に嫌いで、高校、大学受験の大切な時には「学校行きたくない。働く。」と言って親を困らせていました。(お父さん、おかあさん、ごめん(笑))
そんな私がどうやって英語が話せるようになったか・・・
きっかけは、ある映画俳優に恋をしたことです(笑)
それまでは「外国人なんてやだ」(かなり人種差別( ゚Д゚))といっていたのですが、本屋さんで見つけた一冊の映画雑誌の表紙だった俳優さんに一目ぼれ!
そこから、お風呂でイメージトレーニングの始まりです。
いろんなシチュエーションを想像して、なんていうのかを調べて書き出し、お風呂で空想の相手とのお話です。
”Hello!”
”Hi! How are you?”
“I’m fine, thank you.”
なんて、教科書のフレーズを・・・。
今となっては恥ずかしいですが、でも、この方法が一番身についたと思います。
なぜなら、自分がしたいから。自分が原動力だから。
そして、実践的!
本格的に英語が話せるようになったのは大学生のころ
いやいや受験して受かってしまった(笑)短大近くで、下宿生活がスタート。
場所は「イングリッシュハウス」といって、外国人とシェアするところでした。
ここでは短期でも下宿している外国人がたくさんいたので、本当に多様な国の人と知り合うことができました。しかも、単に知り合うのでなく、生活を共にするので、本当に様々な文化に触れることができました。はじめは本当カルチャーショックばかりでしたよ。
アメリカ、カナダ、オーストラリア、イギリス、スウェーデン、ノルウェー、インド、中国、ミャンマーなどなど。
英語を本格的に話せるようになったのはここのおかげだと思います。
英語は頭で理解するのではなく、「伝えたい」、「わかりたい」気持ちが本当に大切だと思います。ここではたくさんの友達ができて、いろんな異文化の交流をしました。
伝わることを実感し、自信に
実際に、自分のつたない英語でもなんとか伝わることを体験し、いきなりバックパッカーデビューしました!!!
春休み3週間、初めの一週間だけ友人と一緒で、一日目の宿だけ決めて、その後まったくのノープラン!
(我ながらすごい決断だったなぁ・・・と)
オーストラリアのケアンズに降り立ち、そこから東海岸を縦断、またケアンズに戻って帰国するプランでした。
そこではスキューバダイビングをしたり、古い友人を訪ねたり、一人で島観光に参加したり。一人旅は初めてでしたが、実際何とかなるなぁと思いました。
もちろん、宿をとるところから、移動手段もその場で決めていくので、英語が話せないとホームレス状態!
これに味を占めて、お金を貯めては一人海外旅行へといくのでした・・・
とにかく実践が大切!
英語力はいろんな視点で測ることができます。よく言われるのは四技能。「聞く・話す・読む・書く」。どの力を育てたいかでアプローチの方法は変わります。
つまり、「英語ができるようになりたい!」では、教育をサポートできません。
「英語が話せるようになりたい!」(聞く・話す力)
「テストで点数が取れるようになりたい!」(読む・書く力)
などなど、具体的にどういう力を育てたいのかをはっきりさせることが大切です。
バイリンガルを育てたい、つまり「英語が話せるようになりたい。」では、まずは大量の耳からのインプットそしてとにかく「話す」が大切です。
出川哲郎さんの英語力が伸びないのが不思議なくらい(笑)
※写真はカナダで撮りました。当時の一人旅行では写真を撮るのが難しかった!
今なら小さな三脚とかもあるし、Bluetoothでシャッターもきれるから楽ですねぇ♪
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