こんにちは!Ms.Yamadaです!
幼児教育の20年の経験を持ち、一人娘をバイリンガルに育てている幼児教育のプロが、思考力も育てるバイリンガル教育アドバイザーとして、子育てや英語教育にご参考にしていただける知識をご紹介するブログ
運営スタッフの一人として活動しているGrassroots Educationでピーター・M・センゲ著「学習する学校」の読書会を開催しています。
本当に鈍器みたいに分厚い本を・・・。
探求や振り返りのスキルを教えるのも、人がまだ若い時でなければならない (P.66)
(私は「探求」より「探究」をよく使います。微妙に違うけど、ほぼ一緒です(笑))
立命館アジア太平洋大学の先生と対談する機会があったのですが、その時に「幼児期の探究学習って何するの?子どもはそもそも探究的でしょ?」と聞かれました。
人は本来、探究心の塊で生まれてくるのですが、大人との関わりや社会のルール、集団生活等においてその探究心が軽視されてしまうんですよね。
そして探究心がどっかいってしまう。
大人の指示に従うだけの指示待ち人間になってしまうんです。
自分が何に興味・関心があるのかわからいんですよね。
そういう試行錯誤に意味があることを幼児期から身につけておくことが大切。
異なる学習スタイルについてのりろんや研究成果が増えているのに、うまく学校システムに落とし込めていない。(P.74)
日本、40人とかですよ(笑)
一人っ子が少なくて、兄弟のいる家族が多く、そんな細かいこと保護者も気にしてられない。
一人っ子だと親の神経はその子一人に注げるんですよね。もっと大袈裟に言うと、そういう人は昔見たいに獣狩ってくらしてください、洗濯は洗濯板で、水は川か井戸へ。
どの時代かはわかりませんが、昔のように生活して下さい(笑)
とにかく、先生一人で40人。
それぞれに異なった学習スタイルがあったらどう対応したらいいんでしょうか。
「学習障害」とよぶのは、実は今の教育のプロセスと人間との間の不適合を表すにすぎない(P.75)
そして、その被害者は子ども(泣)
多くの親は選択肢がなく身動きが取れない。多くの教員は多様性のある子どもたちをコントロールするため、最善を尽くしながら身動きが取れない。(P.77)
まず、先ほども書いたように、この本が書かれたアメリカは日本よりもずいぶんと少ない人数。
アメリカはいろんな民族が集まる国なので、それぞれ大事にすることが違うから、多様性はかなりあると思う。
なので、悩んでるところがちょっと違う気がするけど、日本の場合、教育システム内の「しなければならない」を一度断捨離する必要があると思う。
例えば、私が幼稚園の教育実習に行ったとき、保育実習の記録を書かなくはいけなくて、毎日何時間もそれに費やしてました。
出しては訂正されて、書き直して、そしたら次の日の記録も提出しないといけなくて、何枚もたまって。
寝るのが12時すぎて、次の日は5時とかに起きてって毎日でした。
ある日、教育担当の先生に、この記録は何のためにあるのかと質問したら、「この記録を見て、他の人がやっても同じことができるように。」って。
・・・。
「他の人の記録みてやったことあるんかい!!!」ってもう少しで叫びそうになりました(笑)
いや、ないでしょ。絶対。
しかも、あったとしても何回よ。
違うでしょ。
単に、今までやってきたから。私もやらされたから、でしょ。
もちろん記録は大切です。
でも、優先順位はそれ???
断捨離しましょ。
自分もやってきたからと下にやらすの辞めて、もっとみんなが働きやすい環境作っていきましょうよ。
まとめ
やっぱり教育のことを考えると止まらない!
何が正解で、何が間違いか。
視点が変われば変わるし。
時代が変われば変わる。
もっともっと教育について一緒に考えましょう!!
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