こんにちは!Ms.Yamadaです!
幼児教育の20年の経験持ち、一人娘をバイリンガルに育てている幼児教育のプロが、思考力も育てるバイリンガル教育アドバイザーとして、子育てや英語教育にご参考にしていただける知識をご紹介するブログ
暑い夏が終わり、涼しくなってきましたね!
朝晩は涼しいというより、寒い日も・・・。
こんなにはっきりと四季が分かれている国も世界的に見ると意外と少ないんですよ!
友人の中には、「この四季が好きで日本にいる。」と言っていた人もいました。
ただ、この「秋」という季節にはちょっと様子が変わる子も出てきます。
こんなことが当てはまるなぁと感じる方に読んで頂きたいブログです。
最近、様子がいつもとちょっとちがう・・・?
この季節、お預かりしているスクールでは、全体的によく甘えたり、何も理由ものなくさみしくなったり、お友達に意地悪をしてしまったり、落ち着きのない子がよく見られます。
先生たちの間でも、「なんか様子がおかしいよねぇ・・・。」なんてことも話をしています。
その原因は「秋」という季節にあるのかもしれません。
季節が変わり、日照時間も短くなると体感だけでなく、気持ち的にも寂しさを与えると考えられています。
晴天の日と雨の日では、モチベーションが大きく変わるのと同じような感じですね。
秋に寂しくなるのは科学的根拠がある
日照時間が減ることで、セロトニンの分泌が減少するから。
セロトニンとは、幸福ホルモンとも呼ばれているそうです。
そして、その幸福ホルモンと呼ばれるセロトニンは、体内時計と共に日中に活動することで、多く分泌されます。
秋になると子どもたちの様子がいつもとちょっと違うくなるのは、夏よりも日照時間が短くなり、セロトニンが普段よりも分泌されにくくなることが原因かもしれません。
四季の変化は心理的にも影響がある
日本は四季がしっかりとあり、春には色とりどりの草花が咲き、夏には海水浴などが楽しめ、秋には赤や黄色に染まる山、冬には雪が降る。
こんなに季節がしっかりとある国は、実は世界でもそんなに多くはないんです。
そのため、日本では伝統的な行事も季節ごとにしっかりとあり、食べ物も四季折々の食材が楽しめます。
小学校の入学試験でも「四季」についての質問される学校も多く、日本特有だなぁと感じています。
この、四季の中でもギャップが大きいのが夏から秋ではないでしょうか。
夏と言えば、海水浴やプール、キャンプ、スイカ割り、ひまわりなど、連想して出てくる言葉もとても明るく、活き活きとしたイメージが多いと思います。
色も、青、白、赤、きいろなど、パキッとした感じでしょうか。
その反面、秋と言えば、落ち葉、木のみ、芋ほり、コスモスなど、少しほっこりとした感じのものが多いような。
色でいうと、赤、茶色、きいろなどの落ち着いた感じの色を連想しますよね。
こういったことが心理的に影響をあたえているそうです。
この時期特に子どもにしてあげてほしいこと
いつも子どもにとっては大切なことですが、この時期は特に意識してしてあげてほしいです。
その1. 適度な運動をする
これは年中を通してですが、適度な運動はセロトニンの分泌にもいいですし、運動することで心理的な安定も保つことができます。
特に激しい運動をする必要はありません。
お散歩程度でも大丈夫です。
暑さが和らぎ、涼しいこの季節はお散歩もとっても気持ちがいいですしね!!!
秋は食欲の秋とも呼ばれ、おいしい物もたくさんあります。
ついつい食べ過ぎてしまいますよね・・・(笑)
健康管理のためにもお子様と一緒に運動してくださいね!!
その2. スキンシップをいっぱいとる
甘えてくる子はわかりやすく、いっぱいハグをしてあげられるかと思います。
ただ、暴力的になってしまう子に対してスキンシップを取るタイミングって難しいですよね。
時々、「悪いことをしているのにハグするんですか?」と聞かれることもあります。
「悪いことをする=ハグがもらえる」と子どもが覚えてしまうといけないので、大切なのは悪いことをしていない、なんでもない時にたくさんハグをすることです。
その上で、私は子どもたちを叱るときには、たくさんお話をして、最後に「大丈夫、できるよ。」とか、「信じてるよ。」などの言葉をかけることはあります。
もちろん、人間ですから一回言っただけで治るわけがありません。
でも、しっかりとお話した後にまた同じような悪いことをしようとしたら、子どもも目が合っただけで気づくことが多いです。
ちなみに、スキンシップでセロトニンの分泌を促すことができることも研究で分かっています。
その3. 目を見てしっかりとお話をする
スマホをさわったまま子どもとお話していませんか?
もちろん、私たち大人だって忙しいですよね。
ただ、ほんのちょっと。
一日24時間あるうちの10分、もしくは5分でもいいんです。
しっかりと子どもの目を見て話しをする時間を作ってあげてください。
それだけで子どもは「話を聞いてもらえた!」と安心するんです。
ちなみにうちでは、ご飯とお風呂の時間が「お話をする時間」と決めています。
もちろん毎日ではありませんが、その時間は子どもとのことを優先する時間と私が決めています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
全ての項目は子どもの精神的な不安定さが表れていることだとお分かりいただけたと思います。
大人だって少し寒くなってくると人肌恋しくなりますよね。
大人はいろんな経験や情報を知っているので、「そんなものか」と流せるようなことかもしれません。
でも、子どもはまだまだ自分の気持ちを言葉にするのもうまくありませんし、四季を体験するのも本当にまだ数回。
自分がなんでこんな気持ちになっているのかなんてわかりません。
しっかりと子どもの様子を見て、周りの大人が安心する環境を作ってあげる必要があります。
ただ、子どもたちが求めているのは第三者の私たちではなく、大好きなパパやママの愛情です。
この不安定になりがちな秋という季節に、子どもたちにたくさん大きな安心を与えてあげてくださいね!
おしらせ
先日、初めてセッションをさせていただきました。
今までの勤め先の子ども英会話教室、インターナショナルスクール、English Preschool等では保護者の方々とお話をする機会はたくさんありましたが、個人的にお話をするのは初めてだったのでちょっとドキドキでしたが、楽しかったです。
核家族化が進んだうえに共働き家族も増え、毎日自分のことだけでも精いっぱいなのに、デジタルの発展もあり、芝が青く見える情報がたくさん・・・。
SNSの情報なんかに惑わされないでください!
幸せの形は100人いたら100通り。
・うちの子の英語教育どうしたらいい?
・思考力を育てるにはどうしたらいい?
・いつから英語教育をはじめたらいい?
・うちの子英語に興味がない!どうしたらいい?
など、英語だけでなく、子育て全般で悩まれていらっしゃる方の応援をしたいと思っています。
私とお話することで見えることもあるかもしれません。
ご興味がありましたらお問合せ欄よりメッセージをいただきましたらお返事させていただきます。
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