子どもの英語教育 ー国産バイリンガルが一人娘を思考力もあるバイリンガルに育てる方法ー コーチングって何?

幼児教育

こんにちは!Ms.Yamadaです!

英会話で子どもから保護者まで幅広い年齢層の英会話や英検などの英語、インターで日本語、探求学習など、幼児教育の20年経験。自身は国産バイリンガルで、一人娘をバイリンガルに育てている幼児教育の専門家が、英語だじゃなく、思考力も育てるバイリンガル子育てのアドバイザーとしてのご参考にしていただける知識をご紹介するブログ

 

最近、コーチングってよく耳にしませんか?

 

コーチングとは、相手に知識を詰め込むのではなく、相手の中にある答えを引き出し、問題を解決したり、目標を達成するために必要な方法を引き出していくことです。

 

☑ 子どもには主体性をもって成長をしてほしい。
☑ 自分から勉強する子どもに育ってほしい。

 

そう願う、幼児期のお子さまを育てていらっしゃる保護者の方にご参考にしていただけるブログです。

 

コーチングって何?

 

皆さんが、何かを学ぶ時に想像するスタイルが、「ティーチング」で、今までの日本の教育スタイルはほぼこれです。

黒板に先生が文字を書いて、ノートに書いて、覚えて、テストして・・・。

 

しかし、これでは先生が持っている答えや知識を子どもに伝授していくだけで、最近重要視されている「主体性」は育ちません。

 

そこで「コーチング」というスタイルが注目を集めるようになりました。

 

コーチングとは、相手が持っている答えに気づかせるため、コーチが寄り添い、答えを引き出します。

まずは生徒の話を聴く、そして受け止める。
そこから質問をして、子どもに気づかせる。

基本的には「傾聴」「承認」「質問」の3ステップです。

 

子どもは本来、成長意欲がたくさんあります。
それを、大人が抑制してしまうんですよね。

「うちのこなんて・・・」と周りに謙遜しているつもりで子どもの可能性を否定していませんか?
「今忙しいから・・・」と、子どもの話を聞いてないなんてことはありませんか?

 

一日の中で子どもとちゃんとした会話をする時間はどれだけありますか?

 

意外とこのファーストステップの「傾聴」が難しいんですよね。

 

ちなみに・・・

 

うちはお風呂でしっかりとお話することが日課でした♪

今日何をして、何を考え、どう思ったか、次はどうしたいか、しっかりと向き合って話をする大切な時間でした。

実はMappy(娘)がお誕生日を迎え、9歳になります。
これからはお風呂は一人で入るそうです。

会話をする時間が減ってしまわないように、一日のルーティーンの組み直ししなきゃ(汗)

 

幼少期の子どもに対してコーチングをする際の注意点

 

コーチングとは教え込むのではなく、「傾聴」つまり、よく聴き、相手を理解することから始まります。いろんな子育て論がありますが、「怒らない子育て」と似ているかと思います。

ただし、幼児教育に長年携わっていると、子どもの話を聞くだけ聞いて「放任育児」と勘違いされている方もいらっしゃるので要注意です!!!

 

まだ社会のルールなど、基本的な知識を持たない幼少期の子どもにとって、「ティーチング」も大切だということは忘れないでくださいね!

 

子どもの主体性を育てるためのコーチング

 

子どもに家庭教育をする際に、とても役立つのがコーチングの技術です。

英語だけに限らず、何かを学ぶ際に最も大切なこと。

それは学習意欲です。

 

特に自我が芽生えてきてからの子どもに、学習意欲がないことには、同じ量や時間学習しても、身につく割合は雲泥の差です。

そこで保護者の方や教育者がコーチングの技術があるかないかで家庭教育の習得に差が出てきます。

 

なぜなら、コーチングの技術をもってして子育てをしていると、子どもの中に「なぜ学ぶのか」(目標)があり、「そのためにはどうしたらいいか」(目標を達成するための行動力)が育つからです。

子どもが自主的に学習するようになれば後はらくちん♪

「勉強しなさい!」なんて言わなくてもいいんです。

 

ちなみに・・・

 

ちなみに、英語教育ではありませんが、私は娘(小3)に「宿題しーよー。」とは言いますが、「勉強しーよー。」とは言ったことがありません。
逆に「これは何で?」「こんなんやってみたい。」と、言われています。
最近ではほとんど答えられないほど難しい質問が来るので、「Google先生に聞いてみよ。」としか答えられません(泣)

宿題のする時間も子どもに決めさせています。
例えば、週末の予定ですが、

金曜日:ダンス
土曜日:私の職場に行く
日曜日:何かいいことがあるかも?でも今のところ予定なし。

を表を紙に書いて伝えます。

私としては金曜日のダンスに行くまでに宿題をチャチャっと終わらせた方がいいのでは?と思うのですが、Mappy(娘)は「日曜日にする。」と言います。
「万が一何かいいことがあっても、いいのね?」ということを確認したら、あとは任せます。
何かいいことがあっても「残念でした~」と、自己責任です。
そこで嫌な経験をしたら、「次からどうする?」と聞いて、自己解決させます。

大人はいろんな経験をしてきたので、「しないといけないことを先にした方がいい」と知っていますが、子どもは先のことよりも、「今」を生きているので、想像できません。

実際に使っているWeekly Scheduleの見本がこちらです↓↓↓

ここに週ごとに予定を書き込んでいます。

(こちらはCanvaという、デザインをだれでも簡単に作れちゃうサイトを使用しています♪私みたいなデジタル機器が苦手な人でも簡単に作れますよ!)

 

コーチングはいつ始めたらいい?

 

子どもが生まれたらすぐに始めてほしいです。

「傾聴」はできませんが(笑)

「承認」と「質問」はできますよね。

難しく考えなくてもいいんです!
たとえば、「おなかすいた?」「よくたべるね」「おいしいね?」「これ、すき?」なんてコミュニケーションをしっかりと取っていたら、子どもの言葉が増えてくるころにはもう自然とできるようになると思います。

 

小学生くらいの保護者の方から、よく相談されるのが、「うちの子勉強しないんです。」です。

もともとコーチングは短期間ではなく、長期間関わって初めてその効果が発揮できるのですが、特に高学年になってしまうとこじらせ具合がひどくなっているので、かなり長期的になることもあると思います。

 

なので、「だめだぁ、なんとかして・・・。」と思ってからよりも、幼少期の頃からコーチングで子育てをしていると、子どもの中にコーチが生まれてくるんですよね。

 

石田勝則先生の著書でも頭のいい人は常に考え、なぜ?と考えています。

頭のいい人は常に自問自答してるんですよね。
そして客観的に自分を見ることができ、目標を達成していく。

頭のいい人は幼少期の思考の癖付けで育てることができるんです!

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

コーチングとはどんなものか。
どうして子育てをしている保護者の方が身に付けると子育てが楽になるかおわかりいただけましたか?

まぁ、コーチングには、コーチングをする側に心の余裕があることが大前提です。

 

私の周りの保護者の方は頑張りすぎなかたも多いので、こういうことはプロにお任せするのもいいかもしれないですね♪

私とか・・・(笑)

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Ms.Yamadaプロフィール

Ms.Yamadaプロフィール

大手英会話スクールにて、英会話講師としてキャリアをスタート。インターナショナルスクールでは、Assistant Teacher、日本語講師として経験を積みながら、保育士、幼稚園教諭、小学校教諭の免許を取得。

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