こんにちは!Ms.Yamadaです!
幼児教育の20年の経験を持ち、一人娘をバイリンガルに育てている幼児教育のプロが、思考力も育てるバイリンガル教育アドバイザーとして、子育てや英語教育にご参考にしていただける知識をご紹介するブログ
運営スタッフの一人として活動しているGrassroots Educationでピーター・M・センゲ著「学習する学校」の読書会を開催しています。
本当に鈍器みたいに分厚い本を・・・。
子どもがするすべてのことは学びである。(P.79)
これは本当にそうなんです!!!
人生に無駄はない!(無駄にしてしまう人がいるだけ)
幼児教育の基本は「遊びこそ学び」です。
これね、意外と理解してもらえないんです。
教育実習に行った先がうちの姪っ子たちが昔通っていた園だったんですけど、姉にどんな園かきいたら「ずっと遊ばせてるだけの園やで。」って言われたんです。
・・・そう見えますよねぇ。
そして先生は眺めてるだけって。
その遊びの中でこそ子どもは育ってるし、そこに寄り添ってあげるのが先生だし・・・。
保育業界で働いてるときは「遊びこそ学び」を、保護者の方にどうしたらもっとわかってもらえるかと思考錯誤していました。
教員はあたかも「自分たちが真実を伝えている」ように教える(P.86)
これ、本当に気をつけたいところ!!
わかりやすく言うと、歴史って何が本当でウソかわからないですよね。
何か新しいものが発見されたらすぐに変わりますよね。
漢字も書き順が変わったり、時代に合わせて言葉も変わる。
「正しい日本語を使いなさい。」と言う人もいるけど、じゃあどうして今は昔と違う言葉を使うんでしょう。
言葉も時代に合わせて変わるんですよね。
それでも、きっと娘が「なんでこんなの覚えないといけないの?」と聞かれても、「なんでも・・・」と答えるしかない。
だって一つひとつに立ち止まっていたら進まないから。
でも、それ真実かどうかわからないですよね。
その疑問を大切にしていたらその子は研究者になるかもしれないのに・・・。
私たち大人がちょっと子どもたちに寄り添っていたら変わるかも。
発見的問題解決の仕事(P.98)
一時期は問題解決能力が大切と言われていました。
でも、最近は「問題発見能力」が大切と言われています。
例えばスマホ。
アップデートされるときも、ガラケーからスマホのような画期的な変化はありませんよね。
つまり、今のところ大きく改善するほどの問題がないということ。
だから問題を解決すことよりも、何が問題かを発見する能力の方が大切になってきました。
まとめ
これが第一章でした♪
もうね、第一章から本当にたくさんたくさん考えさせられる本。
この本を読み終わった後はずっと頭の中を教育の事がグルグル回っています。
分厚くて読み終えるのか心配ですが、おもしろいので次の章も楽しみ!!
ただ、重くて持ち歩けない・・・(笑)
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