先日、某小学校の先生とお話する機会がありました。
うちの生徒の一人がそちらの小学校にお世話になることが決まっています。
その入試の行動観察の際、その子がしっかりと自分で考え動く姿が見られ、感動したと教えていただきました。
以前の記事「頭の良さってなに?」でもお伝えしたように、私は「知識の量」で頭の良さはわからないと思います。もちろん知識も大切だけど、その知識を持って、どう考えるか、どう動くかを大切にしています。
例えば、スクールを走っている子どもたちに頭ごなしに怒るのではなく、「なぜ走ったらいけない?」と聞いたり。おもちゃを乱暴に扱う子に「困るのはだれかな?」と「今」だけにとらわれるのではなく「その先」を予測させるように話しかけます。
「大人の目があるからしない」、「Ms.Yamadaが怒るからしない。」こんな風に考えていると、大人の前では「いい子」になるけど、陰でお友達に意地悪したり、悪さをしたりしてしまいます。その都度、状況を考えてどう動くか、自分で考えることが大切だと思います。
単純に「ダメ」「こら!」などの簡単な言葉で注意し、その場の行動を止めることは簡単だし、早いです。でも、本当の理由を理解しないと、目の届かないところでこそっとやってしまうんですよね。
私の知らないところでその子がしっかりと自分で考えて動いてくれたこと、誇りに思います。
※写真は関係ないです(笑)
レッスンで普段ペアにならない子とペアになってもらい、1つの作品を作りました。K3さんにもなると、しっかりと相手の気持ちも聞き、クラスメイトの誰とでもペアを組んで活動に取り組むことができています。
写真ではピアノを作っていますが、一人が鍵盤を作りすぎ、それをのせる子が「もうむりだ~!」とたのしそうに
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