こんにちは!Ms.Yamadaです!
うちの子、ゲームばっかりで・・・。
って、はい、うちです(笑)
小学生のお子さまがいらっしゃるご家庭では多くの方がこの問題を抱えていらっしゃるのではないでしょうか・・・。
私自身はあまりゲームなどしなかったので、娘がこんなにゲームにはまることにはかなり戸惑っています。
そこでいろいろ調べて、私がたどりついた、私なりの、今の答えをシェアさせていただきます。
子どものデジタル環境に困っていらっしゃる方の少しでもお役に立てれたらうれしいです。
デジタル機器の今とこれから
今のご時世、ほとんどの子育て世代の方がスマホを持っていらっしゃいますよね。
(総務省のHPには2019年における世帯の情報通信機器の保有状況をみると、モバイル端末全体96.1%とありました。)
本当、私たちの生活からデジタル機器は切っても切れないものとなってきました。
私が高校生のころなんてまだポケベルで、ピッチや携帯なんてちょっとずつ持ち出したような時代でした。
そこから考えると本当スマホはすごい勢いで普及しましたよね。
このコロナ禍では在宅勤務が増え、ミーティングなどもZoomを通して直接会わずに済むようになりました。
今では紙ベースでしていた作業もパソコンを使えばデータをすぐに共有することもできます。
こんな風になった世の中が、固定電話や紙ベースの世の中に戻ることがあると思いますか?
ありえないですよね。
これからもっともっとデジタル化が進むのは、デジタルが苦手な私でもわかります。
そして、そんな社会を生きていく子どもたちからデジタル機器を排除することは不可能です。
では、何が大切か。
私たち大人がゲーム機器を含め、デジタル機器との付き合い方を教えてあげることが大切だと思いました。
ゲーム漬けからのデジタル禁止2週間をした結果
ゲームに熱中しているときの娘↑↑↑(イメージ)
ゲーム禁止期間の1週間後の娘↑↑↑(イメージ)
お子さまにどんなふうになってほしいですか??
実は以前私がコロナに感染し、1週間程度の隔離生活をしていました。
その間、娘のまっぴーはじぃじばぁばのところへ・・・。
娘も濃厚接触者として隔離期間をしいられていました。
(幸い娘もじぃじばぁばも感染せず)
元気なのに外に出られず。
ゲームをすることも止められず・・・。
約1週間ゲーム漬け。
もちろんその間に工作したり、お料理をしてくれたりと、じぃじばぁばもいろいろしてくれていました。
それでも元気な小4娘を一日中お家に閉じ込めるのは至難の業。
そしてゲームも動画の視聴時間も、普段の倍以上の時間に。
ゲームの時間が増えると、娘の言葉遣いにすぐに変化がありました。
「Killした。」や、「あいつ!」なんて攻撃的な言葉を・・・。
さすがにゲーム漬けだったことを娘も認識していたようで、話し合いで2週間ゲームを禁止にしました。
すると、たった1週間で娘に変化が!!!
2枚目の写真のような笑顔が増え、言葉遣いも気を付けるように。
ホッとしてます。
うちのデジタル機器との付き合い方のルール
これはあくまでもうちのルールです。
これが正解でもありませんし、もしかしたら間違えているかもしれません。
そして、どのご家庭でも通用するルールでもないと思います。
なので、ご参考程度に読んでいただけたらと思います。
うちのルール1:たくさん話をする
これはゲームに限らずですが、
何がいけないのか、なぜいけないのか、とことん子どもと話し合いました。
子どもたちがこれから生きていく中で、選択を迫られる場面がたくさんあります。
その都度、周りの大人が最善の選択をしてあげるなんて不可能です。
結局は何事も子どもが自分で判断し、自分で行動するしかありません。
つまり、自律が大切だと考えています。
そのためには親子の「対話」が大切です。
ただ、これは何か問題が起きてからでは遅すぎます。
幼少期からの「対話」、「親子の信頼関係」が大切だとしみじみ感じています。
うちのルール2:ゲームの内容によってルールを変えたり、どんな影響があるかを一緒に考える
例えばRPGではセーブするところが限られているので、「時間+セーブポイント」や、対戦するようなゲームであれば「何試合」と回数で決める。
オンラインでコミュニケーションが取れるなら、親が誰とならコミュニケーションを取ってもいいのかを判断する。
ゲームの内容によっては言葉遣いが攻撃的になったり、興奮状態が続いてしまうなどの影響があることを伝え、時間を短くしたり、言葉づかいを意識するようにするなど、話し合いました。
子どもによって個人差はありますが、まだ小学校低学年のうちは親の言うことを聞いてくれる年齢です。
それまでに「単純なルール」ではなく、その対象がどういうゲームで、どう対応するべきか、そしてどんな影響があるのかを知るためにも「単純なルール」で縛り付けるよりも、「考える」ということを大切にしたいと思いました。
うちのルール3:バランスが崩れたら禁止期間を設ける
「仏の顔も三度、私も3回で怒る」子どもに伝えています。
(例えば自分や周りの人を傷つけることなど、ことの大きさによっては一度で怒ります。)
1回目、「ちょっとゲームしすぎなんじゃない?」(気づいて~!)
2回目、「これ2回目です、ゲームの時間ちょっと考えて。」(これ、最後の忠告ですよ。)
3回目、「ゲーム禁止期間2日間です。理由は?」(ちゃんと理由を考えてもらいます。)
この後、ゲーム禁止期間の理由を話します。
禁止期間中にはデジタル機器以外の楽しみを見つけ動画視聴やネット検索も必要最低限のもののみ、そして禁止期間があけてもデジタル機器に依存しないよう話をしてから禁止期間終了です。
禁止期間にも依存するような発言があれば禁止期間も延長されます。
うちでは取り入れなかったルール:時間で区切る
一番シンプルなルール、一日の内どれだけするかを制限するルールです。
ゲーム機器によっては保護者が時間制限できる設定などもありますね。
ただ、ゲームによっては「時間」というルールは難しいなぁと思ったので、うちはこのルールはとりいれませんでした。
例えば、私が数少ないゲーム経験の中ではまったゲームにファイナルファンタジーというゲームがあります。
これはセーブできるところが限られているので、もしセーブできないところでタイミング悪く制限時間がきてしまうこともあります。
そうなるとそれまでせっかく育てたものが水の泡。
ゲームの内容によっては思考力や、観察力、計画力を育てる、ポジティブな影響もあります。
そういった視点で考えると、「変なタイミングでゲームをやめさせること」は教育的に考えても悪影響もあると思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
これからどんどん変化する世の中に、年齢に合わせて何が大切で、何を避けるべきかを判断する必要があると思います。
今回ご紹介したのは、あくまで「うちの場合」です。
私の結論として、結局は「親」である私たちが今の世の中を知り、子どもにとって何が大切で、何を避けるべきものなのかを判断する必要があると思いました。
ただし、避けると言っても、全ての嫌な物を子どもから遠ざけることは不可能ですし、それは健康的な成長とも思えません。
親が年齢に合った「嫌な物」も知り、そして子ども自身が判断する力を育てることこそが大切だと思います。
参考にした本
「New Childhood」
保護者としては子どものデジタル機器との関わりにはネガティブな気持ちを持っていらっしゃる方のほうが多いのかと思います。
こちらの本はポジティブな方向から書かれた内容が多かった本です。
デジタル機器に対して、やみくもに恐れていらっしゃる方は衝撃を受ける本かもしれません。
「スマホ脳」
最近よくテレビでも特集されていたりしていたので、ご存知の方も多いかもしれません。
スウェーデンの精神科医の先生が、なぜデジタル機器が人間にとって脅威な物なのかを根拠をもって紹介されています。
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