子どもの英語教育 ー国産バイリンガルが一人娘を思考力もあるバイリンガルに育てる方法ー 幼少期の子どもの英検4級対策

幼児教育

こんにちは!Ms.Yamadaです!

英会話で子どもから保護者まで幅広い年齢層の英会話や英検などの英語、インターで日本語、探求学習など、幼児教育の20年経験。自身は国産バイリンガルで、一人娘をバイリンガルに育てている幼児教育の専門家が、英語だじゃなく、思考力も育てるバイリンガル子育てのアドバイザーとして、バイリンガル子育てにご参考にしていただける知識をご紹介するブログ

前回の英検5級についてのブログについていろいろ反響がありましたので、「英検」についてもう少し書こうと思います。
前回のブログがこちら↓↓↓

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幼保小の教員免許を持った専門家のバイリンガル子育てをご紹介。仕事先のスクールでの活動内容や様子もこちらにアップしていきます。子どもをバイリンガルに育てたい!英語力だけでなく思考力も大切!と考える保護者の方に少しでも役立てたいただけると嬉しいです。

5級を書いたので、次は4級について・・・

 

☑ 英検4級を受けさせたい
☑ 英検4級どうしたら受かる?
このように思っていらっしゃる、幼少期のお子さまを育てていらっしゃる方にご参考にしていただけるブログです。

英検4級ってどんな試験?

 

・中学中級レベル

5級の内容 + 過去形、未来形 + 不定詞 +比較級

・マークシート方式

小さい○を黒く塗りつぶすマークシート方式です。

・リーディングとリスニング

リーディングは1⃣~4⃣ 全部で35問、リスニングは第1部~第3部 全部で30問に分かれています。

 

試験内容

リーディング1 (15問)

 

文章の中にかっこ(   )があり、穴うめて文章を完成させる問題です。

例えば、

A: Do you like (              )?

B: Yes, I do. I like tennis.

1、sports  2、books  3、fruits  4、colors

などの問題が出され、正しい単語を選びます。
(例文は5級の内容です。)

 

傾向としては、(1)~(7)までは単語の意味を、(9)~(12)は熟語の意味、そして(13)~(15)は代名詞や疑問詞などの文法的なことを問われています。

ほとんど5級と同じような傾向です。

リーディング2 (5問)

 

会話の受け答えの問題です。

例えば、

A: Do you like apples?

B: (                   )

1、 Yes, I am.     2、No, I’m not.

3、Yes, I do.  4、Yes, he does.

 

傾向としては、質問されてそれに答える問題が多いです。

ほとんど5級と同じです。

 

リーディング3 (5問)

 

語句がランダムに並べられており、それを並べ替えて正しい文章を作る問題です。

 

□の1番目と3番目に入る言葉の組み合わせとして、正しい物はどれですか?

あなたは何時に起きますか?
1, get    2, do   3, time   4, you

What □□□□ up?

1、1-2  2、3-4  3、2-1  4、4-1

 

文法を理解しているかが問われる問題です。

(こちらも5級と同じです。)

 

リーディング4 (10問)

 

5級との大きな違いはこの長文の問題です。

 

英語を理解できているかどうかに加え、長い文章をあきらめずに読めるかどうかがカギとなります。

問題自体はあまり難しいものではなく、文章をしっかりと読むことができたら、文中に答えが必ずあり、ほぼ上から順番に答えがのっています。

 

リスニング (30問)

(写真は英検とは全く関係ありません)

 

【第一部】

対話を聞いて、最後の文章を選び、会話を成り立たせる問題です。

【第二部】

対話を聞き、最後に質問があります。
その質問に、書かれている4つの文から正しいものを選ぶ問題です。

【第三部】

読まれる文章を聞いて、その文章に対しての質問に答える問題です。

 

英検4級を受ける基準は?

 

あくまでも私の個人的な意見です。

 

週に1、2回、数時間だけ英会話などで英語を第2言語として学んでいらっしゃるお子様だと、4級の内容が理解できていることに合わせて、「英語の長い文章を読むことに慣れて、時間の流れを理解できたら。」を基準にされたらいいのかと思います。

低年齢の子どもにとって、「昨日や明日」などの時間を理解することは意外と難しいです。
過去のことすべて「昨日」と言ったり、何年も前の話を「こないだ」と言ったりします。
4級では過去形や未来形がでてくるので、時間の流れがわかることが大切です。

 

もちろん、時間のことを理解していなくても、「この単語があればこれを選ぶ」などのパズルのような方法で解くこともできます。
Didで聞かれたらDidで答える。
Willで聞かれたらWillで答える。

その場合「英検を受ける目的」を今一度考えなおされることをお勧めします。

 

インターやプリスクールなどで英語を日常的に使う環境にある場合、3級くらいまでは「基本的な受け答えがスムーズにできていて、成長過程においても、長時間座ってワークシートに取り組むことができる」のであれば大丈夫だと思います。

ただし、5級同様日常生活では使われる単語に偏りがあったり、問題を解くことに慣れていないこともありますので、一度過去問を解かれることをお勧めします。

 

 

合格するためにはどんな勉強をしたらいい?

リーディング 1~3

 

こちらは5級と同じ対策で大丈夫です。
5級についてのブログをまだ読んでいらっしゃらない方はこちらからお願いします↓↓↓

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リーディング4

 

問題はほぼ疑問文なので、しっかりと疑問詞(What, Where, When など)を理解しておく必要があります。
低年齢の子どもに教えていた時は、問題文の疑問詞に○を付けさせ、意識して読むことを伝えていました。

その際、WhatとHowには気を付けてあげてください。
疑問詞だけで聞かれる場合と、What color~や、What time~、How old~、How many times~などの次の単語と合わさって聞かれることがあります。

練習としては、
①短い本でもいいので英語の本を読むことを習慣にすること
②疑問詞をしっかりと覚えること

 

リスニング

 

対策の方法は5級と同じです。

5級に比べると文章も長くなっているので、長い文章を聞きながら大切なポイントをつかむ練習が必要です。

第2部と第3部は質問に答える問題なので、聞かれてすぐに疑問詞がわかるようにしておきます。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

 

4級は過去形と疑問詞を終えておくこと、長文に慣れておくことが大切です。

 

英語が日常にある環境にあると言っても、テストの英語とはまた違います。
逆に、英語が話せなくても、テストで点数が取れるような練習をしたら合格することもできます。

現在、子どもが漠然と「英語」ができる、できないで決めるのではなく、英語のどういうところが得意・苦手なのか、しっかりと見極め、自信をもって挑めるようにしてあげてくださいね♪

 

その子にとっていいタイミングで英検を受け、自信につながりますように。

 

公益財団法人 日本英語検定協会
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Ms.Yamadaプロフィール

Ms.Yamadaプロフィール

大手英会話スクールにて、英会話講師としてキャリアをスタート。インターナショナルスクールでは、Assistant Teacher、日本語講師として経験を積みながら、保育士、幼稚園教諭、小学校教諭の免許を取得。

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